今、わが家には炊飯器がありません。
ご飯を炊くなら炊飯器、それが当たり前だと思っていました。
そんな考えが変わったのは、
「うちは鍋でご飯を炊いているよ」という友人のひと言がきっかけでした。
鍋でご飯?本当にちゃんと炊けるの?
そう思いながら、家にある鍋で実際にご飯を炊いてみたのが始まりです。
それから、「ストウブ」や「ほっとく鍋」、「圧力鍋」でご飯を炊いてみました。
この記事では、炊飯器を使わず、鍋でご飯を炊いて分かった、鍋ごとの違いと使い心地を、毎日の実体験をもとにまとめています。
ストウブ・ほっとく鍋・圧力鍋|ご飯を炊くときの違いを比較
ストウブ(鋳物ホーロー鍋)
重くて、しっかりした鍋。
約 3.9〜4.2 kg(本体+フタ)
厚い鋳鉄と重いフタが蒸気を逃がさず、鍋の中で水分を循環させるため、ふっくらツヤのあるご飯に炊き上がりやすい鍋です。
直火でしっかり火を入れられる分、香ばしさや軽いおこげも楽しめて、炊き上がりは土鍋に近い印象です。
火加減が難しそうに思えましたが、実際はそれほど繊細な調整も要らず、ふっくら炊けました。
沸騰したら弱火で11分、火を止めて20分ほど蒸らすだけ。
鍋を開けた瞬間の、ツヤと香りには思わず感動。
👉 ご飯の味を重視したい人向け


アーネストのほっとく鍋(アルミ×ステンレス)
ステンレスとアルミの多層構造で、保温性が高いのが特徴。
約2.5 kg(本体+フタ)
一度沸騰させたあと、保温力の高い鍋でじんわり火を通すため、粒が立ちながらもベタつきにくいご飯に炊き上がります。
ガラス蓋で中が見えるため、火加減や蒸らし具合を確認しやすいのも安心。
火を止めたあともじっくり熱が伝わるので、名前の通り「ほっとくだけ」で炊き上がります。
沸騰したら弱火で7分、火を止めて20分ほど蒸らし。
忙しい朝にぴったりです。
👉 手軽さ・失敗しにくさを重視する人向け


ムスイの圧力鍋
短時間で炊けて、モチっとした食感。
冷めても美味しいのが魅力です。
……が、正直に言うと、私には少し扱いづらく感じました。
ご飯が鍋底にくっつきやすく、取り出すのにひと苦労。
毎回こびりつきを洗うのが面倒で、今はほかの鍋をメインにしています。
道具には、やっぱり向き不向きがありますね。
ストウブ、ほっとく鍋の比較表
| 項目 | ストウブ | ほっとく鍋 |
|---|---|---|
| 炊き上がり | ふっくら+香りが強い | 粒立ちよくさっぱり |
| モチモチ感 | ◎ | ○ |
| おこげ | 出やすい | ほぼ出ない |
| 失敗しにくさ | ○(慣れれば簡単) | ◎ |
| 向いているシーン | ご馳走ご飯 | 毎日のご飯 |
| 私の使用頻度 | 気分で/楽しみたい日 | 平日に |
鍋の後片付けは?
ストウブ、ほっとく鍋ともに、しっかり蒸らすことにより、炊き上がり後にご飯粒が鍋にくっつきにくく、きれいに取れます。
適切な火加減と蒸らしをすれば、洗い物もラクにできます。


ひとこと
どちらも、よくできた鍋。
ただ、毎日のご飯となると、私にはほっとく鍋のほうが炊きやすく感じます。
さっぱりとした炊き上がりが好み、というのも理由のひとつ。
ストウブは、週末や、ちょっと気分を上げたい日に。
ご飯そのものを味わいたいときに選びたくなる鍋です。
炊き込みご飯は、香りが立ちやすいストウブで炊いています。
具材の旨みがご飯にしっかり移って、これだけでご馳走になるので。
その日の気分やご飯に合わせて、鍋を選ぶのも、案外楽しいものです。


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