あなたは、この問いに答えられますか?
パートナーや家族が突然倒れて、救急隊員に聞かれたとします。
「普段、お薬は飲んでいますか?」
私は、正直自信がありませんでした。
「たぶん血圧の薬……だったかな」では、緊急時には役に立ちません。
薬だけではありません。
かかりつけ医、血液型、アレルギー、マイナンバーカードの保管場所。
いざという時は、思っている以上に頭が真っ白になるものです。
普段は近くにいる相手でも、実際には知らないことが意外と多い。
家族構成や暮らし方に関係なく、頼れる人がいても、必要な情報がすぐ出てくるとは限らないのかもしれません。
私は、終活を考えるまで、その現実をちゃんと直視していませんでした。
だから今は、「何かあったら困らないように」ではなく、
「何かあっても少しでも迷わないように」、情報を整理しておこうと思っています。
誰に、何を頼むか
情報を整理するのと同じくらい大事なのが、「誰に連絡してほしいか」「誰に頼れるか」を考えておくことでした。
家族(兄弟姉妹・親)
入院の付き添いや、手続きの手伝いをお願いできる存在。
ただし、遠方だったり、高齢だったりすることもあります。
「いざとなれば家族がいる」は、思ったより当てにできないこともあります。
友人・知人
近くにいて動きやすい存在。
でも、「頼っていいのかな」と遠慮してしまいがちです。
子どもがいても遠方に住んでいて、すぐに来られないという話もよく聞きます。
終活の一環として、一人だけでも「いざというとき連絡していい人」を決めておくと安心です。
【エンディングノートに書き添えておくこと】
エンディングノートに、こんな情報を加えておくと安心です。
- 緊急時に最初に連絡する人(名前・電話番号)
- 職場への連絡先
- かかりつけ医の名前と電話番号
- お薬手帳の保管場所
- マイナンバーカードの保管場所
- 血液型・アレルギー
- 加入している保険の連絡先
薬は変わるので、名前を書くより「お薬手帳がどこにあるか」を共有しておく方が現実的です。

スマホで診察券アプリや薬の袋を写真に撮っておくのも有効です。
早めに「頼る練習」を
迷惑をかけたくないという気持ち、よく分かります。
私も、誰かに頼ることが苦手です。
でも、いざというときに初めて「お願いします」と言うのは、お互いにつらい。
日ごろから少しずつ関係を作っておくことが、終活の一部だと思っています。
それだけでも、「もしも」の不安は少し軽くなる気がします。
まとめ
緊急連絡先は、自然には決まりません。
意識して、決めておく必要があります。
まずは「いざというとき最初に連絡する人」を一人決めること。
名前と電話番号を、エンディングノートに書いておくこと。
それだけでも、安心はひとつ増えます。
エンディングノートについて、書き方や活用法を詳しくまとめています。
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