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「終活」|終活を始めて気づいた、「知っているつもり」の落とし穴

50代のお金と終活

何にも知らない

何にも知らないまま、エンディングノートを書いていた。

自分の口座、資産、保険——ひとつひとつ、ゆっくり埋めていく。
なかなか気が重い作業だけれど、やり始めると意外と止まらない。

そのとき、ふと思った。

私だけ書いていて、どうする?

パートナーの口座残高、知らない。
保険に入っているのは知っているけれど、詳しい内容は知らない。
あらためて聞いたこともなかった。

知ってるつもりで、知らなかった

うちは生活費を半々で出し合っている。
収入のイメージも知っているし、どこの銀行を使っているかもなんとなく知っている。

でも、「残高」は知らない。
保険の内容も、詳しくは把握していない。

仲が悪いわけじゃないし、隠しているわけでもない。
ただ、話してこなかっただけ。
それで今まで困ったことがなかったから、話す必要も感じていなかった。

でも終活を始めたら、急に「あれ、知らないな」がいくつも出てきた。

もしものとき、知らないと動けないことがある

家族の形や暮らし方に関係なく、どちらかに何かあったとき、残された人が手続きを進める場面は意外と多い。

銀行の手続き、保険の請求、解約するサービス、引き落としの確認……。

近くに頼れる人がいても、最初に動く人が必要になることは少なくありません。

そのとき、

「口座がどこかわからない」
「保険会社がわからない」
「投資をしていたかも知らない」

そんな状態だと、悲しむ暇もなく、わからないことに追われるかもしれない。

それは、どちらが先でも同じなんだと思った。

夫婦や家族で共有しておきたいお金リスト

「全部話し合わないといけないの?」と思うと、気が重くなる。

でも最低限、これだけでも共有しておくと安心かもしれない。

・銀行口座(どこの銀行を使っているか・ネットバンクか)
・だいたいの残高感(ざっくりでOK)
・生命保険・医療保険(会社名や証券番号の保管場所)
・クレジットカード(どこの会社か)
・iDeCo・NISA・投資をしているか
・スマホ決済・電子マネー(残高があるもの)

全部を細かく共有しなくてもいい。
まずは「どこに何があるか」をお互いに知っておくだけでも十分だと思う。

「私は〇〇銀行と△△銀行使ってるんだけど」
そんなふうに、自分の情報から話し始めると自然に会話になることもある。

こまめ
こまめ

こういう話、切り出すの迷いますよね。

エンディングノートに書いておくこと

エンディングノートの「資産・お金」のページには、こんなことを書いておくといい。

  • 銀行名・支店名・口座番号
  • ネットバンクのログイン方法(パスワードの保管場所)
  • 保険会社名・証券番号・担当者の連絡先
  • クレジットカードの会社名・引き落とし口座
  • 投資口座(証券会社名)

細かく書かなくていい。
「何が存在しているか」がわかるだけで、残された側の負担はずいぶん違うと思います。

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話し合うこと、多すぎない?

終活を進めるほど、「話し合わないといけないこと」が増えていく。
お金、保険、エンディングノート、デジタルの引き継ぎ、緊急連絡先……。

正直、ため息が出る。

でも思い直すと、これは「死ぬ準備」じゃなくて、「残された人への思いやり」なんだと思う。

こまめ
こまめ

一気にやらなくていい。
今日は口座だけ。そのくらいのペースでいい。

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