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ふるさと納税、やめたほうがいい?1年目に限度額を余らせた私が、2年目に変えたこと

50代のお金と終活

ふるさと納税、今年で2年目です。
「やめた方がいい」とも言われますが、今年もやります。

1年目は、うまくできませんでした。
「上限を超えたら損する」と思って、怖くて少なめに寄付。
そのまま1年を終えました。

そして翌年、住民税決定通知書を確認していて気づきました。
「あれ? 私、限度額をかなり余らせてる……」

そこで2年目は、やり方を変えました。
シミュレーターは「かんたん版」ではなく詳細版を使い、返礼品も、普段から買っている日用品を選ぶようにしました。

この記事では、1年目に私が失敗したことと、2年目に変えたことを、実際の経験をもとに書いています。
「ふるさと納税はやめたほうがいい?」と迷っている方の参考になればと思います。

※税金は人それぞれ状況が違います。この記事は私の場合の記録です。正確なところは、お住まいの自治体や税務署にご確認ください。

「やめたほうがいい」と言われる、3つの理由

調べてみると、やめたほうがいいと言われる理由は、だいたいこの3つに集まります。

1. 先に、お金が出ていく

ふるさと納税って、先に自分でお金を出して、税金が戻ってくるのは後から、なんですよね。

しかも戻ってくるのは、翌年6月からの住民税です。半年以上あとになります。
年末にまとめて寄付すると、その月の出費がふくらみます。ここは正直、痛いところです。

2. 手続きを忘れると、1円も戻らない

ワンストップ特例の申請は、翌年1月10日までです。間に合わなかった場合は、確定申告が必要になります。

ワンストップが使えるのは、寄付先が5自治体まで。6つ以上になると、確定申告がいるんです。
ここを知らずに頼んで、あとで困る人が多いそうです。

3. ポイントが付かなくなった

2025年10月から、総務省の決定で、寄付サイトのポイント付与が禁止されました。

以前は、寄付するだけで楽天ポイントなどが上乗せされていました。今はそれがありません。
「前ほどお得じゃなくなった」と言われるのは、これが理由です。

たしかに、うまみは減りました。
それでも、私は続けています。理由をこれから書きます。

1年目、私は限度額をずいぶん余らせました

1年目、私は4つの自治体に寄付しました。

そのとき頭にあったのは、「超えたら損をする」という言葉だけでした。
上限を超えた分は、1円も戻ってきません。それがこわくて、だいぶ少なめにしておいたんです。

返礼品が届いて、申請書も出して、それで終わり。
そのときは、うまくやれたつもりでいました。

気になり始めたのは、次の年の6月です。
住民税決定通知書が届いたので、本当に控除されていたのか確認してみました。

結果は、ちゃんと引かれていました。差はたったの2円。
やり方は、こちらの記事に全部書いてあります。

ホッとしました。でも同時に、こうも思ったんです。

——これ、もっと頼めたんじゃないの?

原因は、「かんたんシミュレーター」でした

1年目、私が使ったのは楽天ふるさと納税のかんたんシミュレーターでした。

年収と家族構成を選ぶだけ。10秒で答えが出ます。
手軽なのですが、あくまで「だいたいの目安」です。

2年目は、同じ楽天の詳細版シミュレーターを使ってみました。

こちらは、源泉徴収票を見ながら入力します。社会保険料や、生命保険料の控除まで入れる形です。
面倒そうに見えますが、紙を手元に置けば5分ほどで終わりました。

そして入れ直したら、出てくる金額が変わりました。

1年目に「これくらいかな」と思っていた額と、実際に頼める額は、同じではなかったんです。
私は、そのぶんを丸ごと余らせて1年を終えていたことになります。

かんたん版で出た数字を、そのまま信じないこと。
これが、2年目に変えたいちばん大きなことでした。

  • 源泉徴収票を手元に置く(これがないと詳細版は入れられません)
  • かんたん版ではなく、詳細版で計算する
  • 出た金額は上限。ぴったりではなく、少し手前で止める

⚠️ ひとつだけ注意です。
シミュレーターの数字は、あくまで見込みです。年の途中で収入が変わると、上限も変わります。
私も、上限ぎりぎりまでは使わず、少し余裕を残しました。

私が使ったのは楽天だけですが、ふるさとチョイス・さとふる・ふるなびにも、同じように「かんたん版」と「詳細版」があります。ふるなびだけは「簡易」「本格」という呼び方でした。
お使いのサイトで、詳細のほうを選べば大丈夫です。

限度額を余らせると、もったいない

これも、1年目の私が分かっていなかったことです。

ふるさと納税は、上限額の範囲内なら、自己負担は基本的に2,000円。
たとえば、私の上限が10万円だったとして、5万円しか寄付しなくても、自己負担は2,000円です。

だから、「超えたら怖い」と少なめにするより、まず自分の限度額をきちんと知ることが大切。
私は1年目、少なめにした結果、使える限度額を余らせてしまいました。

もちろん、上限を超えたら意味がありません。
だからこそ、上限を正しく知ることが先なんです。

本当に家計が浮くのは、「どうせ買うもの」だけ

もうひとつ、2年目に気づいたことがあります。

お得だと感じるかどうかは、何を選ぶかでまるきり変わる、ということです。

選んだものどうなるか
ふだん買わないもの
(海鮮・お肉・果物)
ごちそうが1回増える。
うれしいけれど、家計は浮かない
どうせ買うもの
(日用品・お米)
その月の買い物が減る。
まるごと家計が浮く

どちらが正しいという話ではありません。
ただ、「ふるさと納税をしたのに、お金が減った気がする」という人は、たぶんふだん買わないものばかり選んでいます。1年目の私がそうでした。

今年は、両方を混ぜてみました。

  • いくら醤油漬け(北海道 白糠町)
  • ホタテ 訳あり貝柱(北海道 別海町)
  • むきえび(北海道 札幌市)
  • トイレットペーパー 24ロール(熊本県八代市・令和8年熊本地震の復興支援)…15,000円
  • ペットシーツ 288枚(茨城県 茨城町)…15,500円

上の3つは、ごちそうです。楽しみのぶん。
下の2つは、どうせ買うもの。この3万円ぶんは、その月の買い物からまるごと消えます。

とくにトイレットペーパーは、備蓄にもなります。
わが家は在宅避難のつもりで防災の見直しをしたところだったので、ここで積めたのは助かりました。

頼んだのは熊本県八代市。令和8年熊本地震の復興支援になっているものを選びました。
どうせ買うものなら、どこに出すかくらいは選んでもいいのかな、と思って。

ペットシーツを選んだのは、秋に犬を迎えることになったからです。
ふるさと納税にこんなものまであるとは、正直、知りませんでした。

それでも、やめておいたほうがいい人はいます

ここは正直に書きます。
だれにでもおすすめできる制度ではありません。

  • 住民税や所得税が少ない人…年金収入だけの方、扶養内で働くパートの方などは、そもそも引かれる税金が少ないと、戻ってくるものもないんです
  • 来年、退職や休職の予定がある人…翌年の住民税が減るので、戻る額も変わります
  • 手続きを忘れそうな人…申請書は翌年1月10日必着。出し忘れたら、確定申告が必要になります
  • 今すぐの現金に余裕がない人…先に払って、戻るのは半年以上あとです

わが家は夫婦2人で、どうせ買う日用品がありました。だから続けています。
でも、上に当てはまる年なら、その年はお休みするというのも立派な判断だと思います。

よくある質問

結局、いくらまで頼めるのですか

収入や家族構成で変わるので、金額は人それぞれです。
ただ、かんたん版じゃなくて詳細版で調べる。これだけは、やっておいて損はないです。源泉徴収票を手元に置いて5分です。

本当に戻ってくるのか、不安です

私も1年目は同じでした。
翌年6月に届く住民税決定通知書を見れば、自分で確かめられます。やり方はこちらに書きました。

12月に頼んでも間に合いますか

その年の分として認められるのは、12月31日までに決済が終わったものです。
ただ、年末は申し込みが集中します。返礼品の発送が年明けになることもありますし、ワンストップの申請書も1月10日必着です。
ぎりぎりに動くと、あわてます。私は今年、9月中にすませました。

6つ以上の自治体に頼んでしまいました

その場合はワンストップが使えないので、確定申告が必要になります。
面倒なら、5つ以内に収めるのがいちばん楽です。同じ自治体でいくつ頼んでも1か所と数えるので、そこで調整できます。

まとめ|やめる理由より、余らせるほうがもったいなかった

2年やってみて、いちばん強く思ったのはこれでした。

こわがって少なめにしたことが、いちばんの損だった。

  • かんたん版ではなく、詳細版のシミュレーターで調べる
  • 上限を知ったうえで、少し手前で止める
  • 「どうせ買うもの」を1つは入れる
  • 申請書は翌年1月10日必着。ここだけは忘れない

ポイントが付かなくなって、たしかに前ほどのうまみはありません。
それでも、トイレットペーパーとペットシーツが届くと思えば、わが家にはじゅうぶんでした。

返礼品が届いたら、また正直に書きます。


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